2011年度」カテゴリーアーカイブ

知的財産 電子書籍時代を迎えて、出版界の現状と取り組み 岩本 敏小学館社長室顧問

特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)主催
IEEE TMC Japan Chapter協賛

 ICPFでは、平成22年度秋季に引き続き、平成23年度春季も「電子書籍をめぐる動向」と題するセミナーシリーズを開催してきました。
その第3回は、岩本 敏氏にお願いしました。岩本氏は小学館で電子書籍に取り組んでおられます。同社の電子書籍には、PC、三社の携帯電話、アンドロイド端末、iPhone/iPad、それにいくつかの電子書籍端末で閲覧可能という、大きな特徴があります。また、岩本氏は、知識コンテンツ配信サービスの運営などを業務とする、ネットアドバンス社の取締役も務めておられます。
本セミナーでは、電子書籍時代を迎えての出版界の現状と取り組みについて、俯瞰的に発表・議論をしていただきます。 続きを読む

知的財産 電子書籍の工芸論:産業競争力と教育創新力を考える 妹尾堅一郎東京大学特任教授

特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)主催
IEEE TMC Japan Chapter協賛

 ICPFでは平成22年度秋季に「電子書籍をめぐる動向」と題するセミナーシリーズを開催してきました。このシリーズを総括し、電子書籍についていっそう議論を深めるため、3月29日にシンポジウムを予定しておりましたが、東日本大震災の影響で中止を余儀なくされました。そこで、シンポジウムに登壇を予定していた三氏に、連続して講演いただく、春季セミナーを引き続き開催することにしました。
その第2回は、妹尾堅一郎氏にお願いします。本セミナーでは、電子書籍を巡る二つの側面、すなわち産業論と文化論の両面について俯瞰的に議論をします。
講師は、一方で、知的財産戦略本部「知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会」会長として、技術力を基盤とした産業モデルについて議論を行っています。その観点から、最新のデバイスからコンテンツまでを跨ぐビジネスモデルの一般論という観点から電子書籍関連ビジネスを俯瞰します。
その一方で、講師はCIEC(コンピュータ利用教育学会)会長として、特に教育における電子書籍の意味を議論しています。その観点から、電子書籍による教育イノベーションの可能性を俯瞰します。
今後の日本にとって極めて重要な論点として、参加者の皆さんへ問題提起いたしますので、意見交換等ができればと思います。

概要:

日時:6月21日火曜日午後6時半から8時半
場所:東洋大学白山キャンパス5号館5201教室
講師:妹尾堅一郎氏(東京大学特任教授・NPO産学連携推進機構理事長)
題目:「電子書籍の工芸論:産業競争力と教育創新力を考える」
司会:山田 肇(東洋大学経済学部教授、ICPF理事長) 続きを読む

知的財産 電子書籍の動向と知財本部での議論 中村伊知哉慶應義塾大学教授

特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)主催
IEEE TMC Japan Chapter協賛

ICPFでは平成22年度秋季に「電子書籍をめぐる動向」と題するセミナーシリーズを開催してきました。このシリーズを総括し、電子書籍についていっそう議論を深めるため、3月29日にシンポジウムを予定しておりましたが、東日本大震災の影響で中止を余儀なくされました。そこで、シンポジウムに登壇を予定していた三氏に連続して講演いただく、春季セミナーを引き続き開催することにしました。その第1回は、中村伊知哉慶應義塾大学教授にお願いしました。中村氏は知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会の会長として、市場整備の加速、知的資産のアーカイブ化と活用など、電子書籍に関係する政府施策のあり方に関する議論をリードされています。議論の結果は、知的財産推進計画に反映される予定です。
政府の施策について最新の動向をうかがうチャンスです。皆さま、ふるってご参加ください。

概要:

日時:5月24日午後6時半から8時半
場所:東洋大学白山キャンパス6号館6304教室
講師:中村伊知哉氏(慶應義塾大学教授・知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会長)
題目:「電子書籍、デジタル教科書 + 政策」
モデレータ:山田 肇(東洋大学経済学部教授、ICPF理事長)
参加費:2000円(ただしICPF会員は無料です) 続きを読む

行政 情報化社会におけるプライバシー問題について討論する 堀部政男一橋大学教授ほか

主催:情報通信政策フォーラム(ICPF)
協賛:情報通信学会、慶応義塾大学SFC研究所プラットフォームデザイン・ラボ、IEEE TMC Japan

概要:
インターネットの急速な拡大の中で、プライバシーや個人情報の扱いは重要な政策課題となっています。ネット上のアイデンティティと匿名性の問題、ネットの発展に伴うプライバシー概念の変遷とプライバシー法制の有るべき姿、国際的なプライバシー法制の調和など検討すべき点は多くありますが、とりわけインターネット関連のサービスを提供するグローバル企業や検索エンジンにはありとあらゆる情報が集積されるようになっています。この度、グーグルのプライバシーに関する最高責任者であるAlma Whitten博士(Director of Privacy)が来日されましたので、プライバシーならびに個人情報問題について討論する機会を設定しました。

登壇者

講演(同時通訳付き) Alma Whitten博士

討論者
司会 中村清(早稲田大学、ICPF理事)
堀部政男(一橋大学 中央大学法科大学院)
林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学)
国領二郎(慶應義塾大学) 続きを読む