この十年ほどの間に音楽産業に大きな変化が生じてきました。2012年の音楽ソフト(CD、DVD等)生産金額は3108億円で、前年度より持ち直したものの、2002年の5790億円に比べれば約半減しました。音楽配信の市場規模は543億円に過ぎず、期待ほど成長していません。
一方で、コンサートは活況を呈し、チケット価格の上昇が続いています。政府はクールジャパンの一環としてJ-POPの海外展開を支援しています。「初音ミク」に象徴されるボーカロイドも多くの人々の関心を集めています。
わが国の音楽産業はどんな方向に向かうのでしょうか。J-POPにはどのような未来が待っているのでしょうか。セミナーシリーズ「メディアの未来」の第2回では、最近『誰がJ-POPを救えるか?』を刊行された麻生香太郎氏をお招きし、「J-POPの未来」についてお話しいただくことにしました。
皆様多数のご来場をお待ちします。
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メディア 新聞の未来 関口和一日本経済新聞社論説委員
わが国最初の日刊紙『横浜毎日新聞』が創刊されて以来、約1世紀半が過ぎましたが、情報化の進展とともに、マスメディアとしての新聞の位置づけは大きく変化しています。
わが国の新聞産業はどんな方向に向かうのでしょうか。どのようにして、ネットを含め他のメディアと差別化していくのでしょうか。セミナーシリーズ「メディアの未来」の第1回では、日本経済新聞社の関口和一氏をお招きし、「新聞の未来」についてお話しいただくことにしました。
日時:4月25日(木曜日) 午後6時30分から
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
司会:山田肇(東洋大学経済学部教授、ICPF理事長)
講師:関口和一 日本経済新聞社論説委員兼産業部編集委員
参加費:2000円(ICPF会員は無料です)
定員:50名(先着順)
健康 超高齢化時代における医療・健康・介護データの活用 谷脇康彦総務省官房審議官ほか
電波 電波の再編成を加速する新しいシステムの提案 鬼木甫大阪大学名誉教授
H24勉強会「電波の再編成を加速する新しいシステムの提案」
鬼木甫氏が執筆し、InfoCom REVIEW第58号(情報通信総合研究所、2012年11月発行)に掲載された「周波数再編成(利用変更・移転)のエコノミクスⅡ(前編) -新システム(EMM)による再編成加速の提案-」および掲載予定の後編について、同氏をお招きして勉強会を開催した。
日時:2月5日(火曜日) 午後1時30分から4時30分まで
場所:東洋大学大手町サテライト(新大手町ビル1階)
司会:山田肇(東洋大学経済学部教授、ICPF理事長)
講師:鬼木甫氏(大阪大学・大阪学院大学名誉教授)
コメンテータ:林紘一郎氏(情報セキュリティ大学院大学)