関連イベント「日本のバカげたデジタル化を憤る高齢者+未来の高齢者の会 第2回フォーラム」 森田 朗・次世代基盤政策研究所代表理事ほか

主催:日本のバカげたデジタル化を憤る高齢者+未来の高齢者の会
日時:11月22日金曜日 15時30分から18時15分
場所:GLOBAL LIFESCIENCE HUB 201大会議室(東京都中央区日本橋室町3-2-1 日本橋室町三井タワー7階)

イベントには45名と多くの関係者が参加し、森田 朗・次世代基盤政策研究所代表理事による「経験したことのない危機の時代 〜闇の世界に光を求めて〜」 と題する講演などが行われた。

榎並利博・行政システム株式会社行政システム総研顧問がイベント全体のまとめをJBPressに掲載された。まとめの要点は次のとおりである。

自分のデータを自分で確認・コントロールできる、行政・事業者がデータを使う際に市民が監視・説明を要求できる、データを活用して多様なサービスで市民に価値が還元される、そのような市民が主体となるデータ活用社会(データ民主主義)が真に豊かなデジタル社会である。
しかし、わが国では、新しい技術に対する国民の恐れを誤魔化すために複雑怪奇な制度や仕組みを作り上げてきた。迷路のような伏魔殿はやがて利権と化して隠蔽され、そこから国民の権利が排除され、それがまた恐怖を増幅するという忌まわしい連鎖が起きてきた。
今こそ、この「負の連鎖」を断ち切り、支配・被支配などの二元論を超えた人の関係性に基づく「新しい標準」を構築しなければならない。その鍵は一体どこにあるのか。われわれ国民一人一人が考えていかなくてはならない。