第一号 名和小太郎氏

名和先生は知的財産権を中心に、情報通信政策に関わるさまざまな研究分野で多数の著書を執筆され、また政府に設置された多数の審議会・研究会などで活躍されてきました。社会的にはマイナーの情報通信政策という研究分野でこのように活躍されてきたことは、後輩研究者の鑑であります。

名和先生の功績をたたえ、著書のリストを掲載します。

  • 著作権2.0 ー ウェブ時代の文化発展をめざして 2010 NTT出版 6月発行予定
  • 引用する極意 引用される極意 2009 勁草書房 共著
  • 個人データ保護 ― イノベーションによるプライバシー像の変容 2008 みすず書房
  • イノベーション 悪意なき嘘 2007 岩波書店
  • 情報の私有・共有・公有 ー ユーザーから見た著作権 2006 NTT出版 日本社会情報学会出版賞
  • エジソン ー 理系の想像力 2006 みすず書房
  • 情報セキュリティ ― 理念と歴史 2005 みすず書房
  • 図書館と著作権 2005 日本図書館協会 共編著
  • ディジタル著作権 ー 二重標準の時代へ 2004 みすず書房 韓国語訳あり
  • 学術情報と知的所有権 ― オーサシップの市場化と電子化 2002 東京大学出版会 大川情報通信基金出版賞、韓国語訳あり
  • ゲノム情報はだれのものか ― 生物特許の考え方 2002 岩波書店
  • ITユーザの法律と倫理 2001 共立出版 共編著
  • 岩波講座 インターネット〈6〉 ― 社会基盤としてのインターネット 2001 岩波書店 共著
  • 起業家エジソン ― 知的財産・システム・市場開発 2001 朝日新聞社 韓国語訳あり
  • 文化としてのIT革命 2000 晶文社 共著
  • 変わりゆく情報基盤 ― 走る技術・追う制度 2000 関西大学出版部
  • デジタル・ミレニアムの到来 ― ネット社会における消費者 1999 丸善
  • いまの生活「電子社会誕生」 ― 日本語ワープロからインターネットまで 1998 晶文社 共編著
  • 科学書乱読術 1998 朝日新聞社
  • サイバースペースの著作権 ― 知的財産は守れるのか 1996 中央公論社
  • 雲を盗む ― 法廷に立たされた現代技術 1995 朝日新聞社
  • ニューメディアと放送・通信法 1993 総合労働研究所 共編著
  • 知的財産権 ― ハイテクとビジネスに揺れる制度 1993 日本経済新聞社
  • コンピュータと法律(別冊bit) 1992 共立出版 共編著
  • シンクタンクの仕事術(別冊宝島) 1992 JICC出版局 編著
  • 科学の読み方、技術の読み方、情報の読み方 1992 KDDクリエイティブ
  • 電子メディアとの交際術 1991 勁草書房
  • 情報社会の弱点がわかる本 ― コンピュートピアのバラ色の常識を覆すこの矛盾! 1991 JICC出版局
  • 技術標準対知的所有権 ― 技術開発と市場競争を支えるもの 1990 中央公論社 日本規格協会出版賞、韓国語訳あり
  • 変りゆく情報システム部 (Ⅱ) ー 情報統括部門長の目配り 1989 企画センター
  • 情報を商品にする方法 ― お経からソフトウェアまで 1988 東洋経済新報社
  • 電子仕掛けの神 ― 法制度をゆるがす情報通信技術 1986 勁草書房
  • 情報社会の作法 1985 時事通信社
  • 情報システム ー 空想から科学へ 1984 日本経営科学研究所 編著
  • 最新データベース事情 1984 日本能率協会
  • 国際情報資源戦争 ― 国境を越えるコンピュニケーション 1983 日刊工業新聞社
  • オフィス・オートメーション心得帖 1983 潮出版社
  • コンピューター利用の座標軸 ― 変わるコンピューター、変わらぬ組織 1982 コンピュータ・エージ社
  • 変りゆく情報システム部 ー 人・技術・管理 1980 企画センター 日本経営協会出版賞